Dr.setuyaku

腎・電解質

AKIの患者に造影剤の使用は悪なのか?

造影剤がAKIが増悪するとこれまで言われてきましたが、最近は造影剤とAKIの関連は乏しいことがわかってきました。AKI患者への造影剤投与の有無を比較した報告をもとに、予防やメトホルミンに関しても紹介します。
消化管・肝胆膵

腹部動脈の石灰化狭窄はNOMIのリスク因子にならない?!

腹部大動脈や腹腔動脈、上腸間膜動脈などの石灰化はNOMIの発症のリスク因子とはならない、という報告が出ていました。今回はそちらは取り上げて紹介します。
呼吸管理

脳損傷で意識障害を認める患者に対して抜管成功を予測できるか?

抜管を検討する際に意識レベルを評価しますが、脳損傷を有する患者では意識障害を認めている場面が多いと思います。そのような場面で抜管の成功を予測する項目に関して紹介します。
循環管理

集中治療室でIVCを評価する場合の注意点

重症患者のvolumeの評価は非常に難しいですが、今回はその中でも現場でよく使用されるエコーでのIVC径の評価の注意点についてみていきます。
呼吸管理

HFNOの使用に関する最新のエビデンス

HFNO(High Flow Nasal Oxygen)の使用に関する最新のエビデンスを紹介します。
呼吸管理

ARDSの定義が変わるかもしれません。

Berlin定義が2012年に公表されてから10年以上が経過し、様々な医療の変革を経てARDSの診断基準にも変化が見られそうです。今回はまだabstractの段階ですが、その内容を見ていきましょう。
呼吸管理

腹臥位療法でなぜ酸素化は改善するのか?

腹臥位では胸郭全体のコンプライアンスは低下するはずですが、酸素化の改善を得ることができます。その理由を、体位による血流量の分布や腹臥位による陰影の再分布による背側換気の改善に注目して紹介します。